高田工業株式会社は1950年(昭和25年)に創業、車体部品加工からスタートした企業。その後自動車車体の一貫清算に着手し1986円(昭和61年)Be-1からはじまる日産パイクカーシリーズの全ての車体清算を担い、あの新鮮なデザインを余すことなく引き出すとともに「技術の日産」の一翼を担うこととなった。その後、国内メーカーの車体清算を多数手がけ企業としての基盤を確立するまでになった。
パイクカーから始まった繁栄と言っても過言でないほど同社に取ってひときわ感慨深い存在、それがパイクカーシリーズなのである。高田工業はその中でBe-1、パオ、フィガロをリフレッシュして販売することとなった。
横浜が同郷の両社にとっては感慨深い出会いであった。2010年10月、長年パイクカーとともに歩んできたオレンジロードと高田工業株式会社は業務提携することとなった。
2009年の夏に行われた政府のエコカー奨学金制度により、13年を経過したクルマが大量に廃棄された。そこにはパオやフィガロもたくさんあったに違いない。しかし、そんな逆風にもめげない根強いファンの方達も少なからず存在しているのも確かである。そこでパイクカーボディのオーソリティ高田工業と、パイクカーの全てを知るオレンジロードとの提携が実現した。
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